リキシャ、ベンガル人
2012年 10月 13日
バングラの伝統文化リキシャアート
リキシャワラは、色とりどりのリキシャアートのリキシャを愛用に
今日もこいでます。
たまにものすごくはりきって綺麗にしてるものや
リキシャアートがない単色のリキシャ
足がない人のために手でこげるリキシャ
現代的にオートで動くリキシャ
リキシャ社会にも多くの種類が誕生しております。
障害者でも手でこいで
お金を稼いでるのを見たときは、びっくりした。
ちょいと、リキシャにお願いして
試しに漕いでみたら、ものすごおく不安定で、案外おもくて、大変だった。
リキシャって毎日どれくらい稼いでいるかっていうと
平均が300-500円くらい
毎日オフィスに通うとき片道50円くらい払ってるんだけど
60円せびってくるリキシャもいれば
50円渡して大喜びしてくるリキシャもいて
おもしろい
たまに目的地を聞いてきて
答えたら
遠いからいかねーよって
聞いておいて
仕事を放棄するときもある
おもしろい
毎日の収入の少なさにすごく不満を抱いてて
すべて政治が悪いんだと言ってくる
政治的関心がとても強い、参政権を自慢してくる
おもしろい
たまにテンションが超高いリキシャもいる
「おい、見てみろよ。今日の空とても綺麗じゃない?
ついつい、歌いたくなるよ」
っていいながら歌いはじめる
「なにか幸せなことあったの?」
「特にないね。昨日は、200円しかかせげなかったし、今日は君がはじめての客だよ。」
これまた、おもしろい
今日、現地の学生と政治について話をしてたんだけど
バングラの政治はダメだと否定しまくっていた
一部の権力者が、偏った自国の恩恵を握りしめ、国民へ平等にいきわたっていない、などなど
続けて…
でも、ベンガル人ってPeacefulなんだよねっと言う。
なんでなの?って聞くと
多くの人が3食の飯を食べるために働いてるからだよ。それ以上も以下もない。
なんだかしっくりくる言葉だった。
単純なんだけど、詰まってて、日々接するベンガル人をみててストレートに心に入ってくる言葉だった。
欲がないとは言えないんだけど、他人を蹴落としてまで、必死に這い上がってまで、とかそんな感じではない。
タクシーのおっちゃんも目的地に行くのが嫌で断った後も
違うタクシーのおっちゃんに行ってくれと頼んでくれる。自分の顧客のくせに。
本屋さんに行っても目的の本がなければ、隣の本屋さんに連れてってくれて在庫があるか聞いてくれる。
自分は、最低限3食くえるためのお金があれば
後は、目の前の人のためにつくす精神を感じる
立っていたら、座りなよってどこでも席をゆずってくれる
お茶もよくおごってくれる
たまに気を使われすぎて、気を使ってしまうのがあるある
今のところ、そんなイメージ
もちろん、良い人ばかりじゃないけど。
陽気で愉快です。
この国とこの国に生きる人たちが好きになってきてます。
# by laughmonkey | 2012-10-13 17:38