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小さな挫折



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私もセンターのクラスでダンスレッスンをやらせてもらってます。

10日前くらいから、コツコツスタート


初日

男の子全員が目をキラキラさせて
楽しそうに踊る


次の日から、センターに訪れるたびに

「たかしバイ!今日は、ダンスクラスないの?」

毎日のように声をかけてくる

もちろん私も日中は、仕事があり
子ども達も学校で帰ってきてからは、夕方3時間の自由時間後、勉強の時間

お互いの空き時間がなかなかないから
就寝前のテレビタイムに、大好きなテレビを我慢してまで踊りたい子どもに教えている

21:00-22:00くらい


すると人数は、半分へ

残りの半分は、やる気満々で挑んできました。


いつか催し事がある時に
残りの半分が立派に踊れる他の子ども達のダンスをみて

悔しがるだろうと想像しながら、基礎と簡単なステップの指導からはじまった


ダンスを教えるだけで
一人一人の特性がみえてくる


創造力(踊りのセンス)、俊敏性、柔軟性、忍耐力、コミュニケーション力
ときには、子ども達の人間関係もみえてきたりする

そこは、僕が学べるところ


子ども達は、毎日見ていておもしろい

楽々ステップを踏める子がいたら
基礎の動きもできない子もいる


そういえば、昨日
一人の男の子がもうできない、俺には踊りはむいてないんだ!!!
ってクラス中にとびだした。

ダンスクラス中は、一応先生という距離感で子ども達と向き合っている。

こういうシーンが一番ワクワクする。子ども達が味わう小さな挫折やぶち当たる壁。

「なんで君には踊りがむいてないってわかるんだよ?」
「周りは踊れているのに、僕は踊れてないからだよ」

よくありがちなフレーズ。

周りなんて関係ないやろ?
君のペースで毎日練習して、自分らしく踊っていこうや
今の情けない顔、超かっこわるいぞ!

って言ったら、ちょっとニコリ。

いつも俺にみしてくれる
フリーダンスを踊る時の顔、すげーキラキラしってるから
すごくもったいない

周りをみすぎて、踊る楽しさの根本を見失う

その後、彼は笑顔を取り戻して
練習にはげんでくれた。


クラスはどうしても集団になり
集団になると、どうしても個々のスキルで優劣が目立ってくる

そこには、目に見えないプレッシャーが存在し
そのプレッシャーが子ども達の踊りを固くしたり、成長や個人らしさに悪影響を及ぼす


そういう雰囲気を作らないために
どう促していけんばいいか、マネージしていけばいいか

先生ってホントに難しい
自分が発する言葉、表情、雰囲気、トータルでその場の雰囲気が変わる


まだまだこれから
今は、悔しいけど語学がついてこらず
毎晩、レッスン後に伝えられなかったベンガル語復習


私も挫折を繰り返す

by laughmonkey | 2012-10-16 15:07  

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